ぼっちのひとりごと

好きな漫画、映画、ゲームについて語ります

僕が2022年に観た映画BEST3

2022年は稀に見る映画豊作の1年だった。

完全新作の映画は勿論10年以上前の映画の続編などとにかく作品としての質が良く、満足のできる1年だった。

邦画も直近だとDr.コトー診療所は懐かしさと目新しさがあるだけでなく、実際に現実で起こっていることでありドラマでも問題となっていたことがいよいよ表面化しそれがメインテーマとなっていたため考えさせられるいい内容だった。

ちなみにホラー系の映画はゴミでした。もう日本人はホラー映画作れないんだなと思った。ていうか作んなくていいよ。

邦画はアニメが特に勢いがすごく、コナンやワンピースや新海誠監督の「すずめの戸締り」は興業的に大成功を収めた。

コナンは近年のコナン映画の中ではマシな内容となっており、ラストの展開以外は概ね満足できるものだった。ちなみにここ最近のコナン映画はガチで酷い。なんでこんなのが売れるんだよアホかってレベル。

すずめの戸締りは正直期待していなかったのだが映画としての質も高かった。単純明快な内容であるにも関わらず繊細な心理描写がされており、それを美しい映像で表現していた。地震津波描写はあるものの独特の癖や雑味はなく「君の名は」以上に万人向けの作品と言える。

 

そんな映画豊作の年であるが個人的な面白さBEST3について簡潔に語っていきたいと思う。

 

まず3位は「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」だ。

この映画は過去のスパイダーマンシリーズを観てる人にとっては特別な映画だと思う。とにかくサプライズ演出が素晴らしい。涙無しで観ることができない。

アベンジャーズシリーズを観ていなくてもスパイダーマンシリーズを観ていれば間違いなく楽しめる。スパイダーマンファンのことをしっかりと考えた作品と言えるだろう。スターウォーズシリーズもこれを見習え。

内容自体もピーターのヒーローとしての苦悩や葛藤がしっかりと描かれており、物語のラストに彼が下した決断は観ているこちらも本当に苦しくなるもので僕は泣いてしまった。1人の少年が大人になる姿をみることができるガチで素晴らしい作品である。

 

続いて2位は「RRR」だ。

今年最高のエンタメ映画だった。上映時間は3時間と長いものの僕は全く気にならなかった。それくらい全編ツッコミどころや見どころが満載で退屈するところが全くない。スターウォーズもポリコレ無理矢理ぶち込んでる暇あったらエンタメ性を高めろ。

制作費をアホみたいにかけてるらしくとんでもない量のエキストラと規模での撮影がされておりド派手な爆発や暴動、大人数でのダンスなどその迫力には圧倒された。

メインのラーマとビームの2人がとにかくかっこよく、2人が対決するところはわくわくしながらも親友である2人が立場上戦わなければならないことに胸が締めつけられるものであった。

その展開のおかげで2人が共闘するところでは盛り上がりは最高潮に達した。戦い方の違う2人がお互いの欠点を補いつつ特殊部隊相手に無双するところはめちゃくちゃ熱かった。

エンタメ映画ってもんはこういうのだぞ。邦画の監督達はマジでRRR観て学んでくれ。

 

そして1位は「トップガン マーヴェリック」だ。

これに関しては頭一つ抜けてた。間違いなく映画史に残る名作。スターウォーズ新シリーズが目指すべきだったもの。続編の最終到達点。

前作であるトップガンを観ず新規映画として観ても傑作であることは間違いないだろう。しかし前作は絶対に観てもらいたい。続編としての完成度の高さを実感できるからだ。

今作は主人公でありトップエースであるマーヴェリックが教官になりクソ生意気なガキ共と親交を深めながらミッションに挑むという話。その中にはかつての親友であり訓練中に亡くなったグースの息子であるルースターがいた。彼とのわだかまりを解消し親子とも言える絆を結ぶ過程は涙無しでは見れないものだった。

また、かつてライバルであり現在は上司のアイスマン大将との関係性は前作を見ている人間にとってはニヤニヤしながら見れるものであり嬉しくなる演出であった。

今作もアイスマンに似たポジションのキャラクターであるハングマンが登場し、意外な場所で活躍することになる。それがかなり重要な場面なので彼のファンになった人は多いだろう。僕も彼のファンだ。

戦闘機のシーンは実際に操縦して撮影しているためド迫力のシーンが撮れている。撮影中に俳優があまりのGに気絶するといったこともあったらしい。ガチで命懸けで撮影している。いい意味でイカれてるよマジで。

トップガン マーヴェリックは映画としての全ての水準が良作と言われる映画の中でも格段に高く、今後このレベルを越える邦画はアニメも含め現れないと僕は思っている。

 

あくまで僕の中でだがBEST3はこんな感じだ。思い出補正も少しあったかもしれないがまあ妥当なところではないかと思っている。

今年は去年以上に豊作になることを祈っている。すでに3つほど面白そうな映画が控えているのでわくわくする。しばらく死ねねぇな。